先週の平日、父の介護認定の区分変更のため、区役所の担当者が父の病院で面接調査となりました。
娘の私も立会いのため、病院から面会許可が下りました。
病棟が整形外科病棟からから包括病棟に移動したことで、今後は看護士や婦長も新しい包括病棟に担当して頂きます。
4人部屋父の病室を訪ねると、ベット横に車椅子に座りマスク付けた父が居ました。
区役所の担当の方が父に声をかけ、まずは足が動かせるか、平行に上げたままキープできるかなど、片足づづ確認。
左足は7年前に大腿骨骨折で手術済み、問題なく歩けて平行キープも出来ています。
今回は右足の大腿骨骨折。
動かすことは出来ますが、平行キープは出来ません。
次は腕の動きの確認です。
今までに肩や腕、手首など、何度となく骨折をしているので、現状の確認だそうです。
そして、父本人に自分の事をどこまで覚えているかの問いかけです。
名前、生年月日、現在の年齢、今日の朝飯は何をたべたか、今は春・夏・秋・冬どの季節、今は何月か。
ここは自宅、病院、ホームのどこか、等々。
少し待てば、自分の事はほぼ答えられました。
名前、生年月日、は比較的に早めの回答。
年齢は、どうだったかな。。。 89歳だったかな?
今朝は何を食べたかな?
←少ししか食べていないので覚えていなかった誤飲されると危険なので、覚醒していない朝は、少し食べたら良しとして下げてしまうそうです。
昼ご飯? 食べたかな? 今は何時?
私が腕時計を見せて「今2時を過ぎたところだから、お昼は頂いたはずだけど、覚えていないのかな。」と訊ねると、
なら食べたはずだね、でも覚えていないなぁ。
今は春で、4月かな。
ここは自宅でも病院でもないね、どこなんだろうね。
← 転院と病室移動が多く理解していなかったぽつぽつと思い出して、ゆっくり答える父
せかさず質問してくださる区役所の担当者
質問に答えるやり取りは、吐血で絶食が長引いた父には疲れるだろうと、本人からの聞き取りは20分程度でした。
点滴だけで5日間食事を採らなかった父でしたが、点滴で腕は黄疸のような黄色い肌にの細い腕。
アビーはまるまる5日間食べられないまま、旅立ってしまいましたので、父の連絡を貰った時、アビーと被ってしまい切なかったです。
絶食後でも元気そうで安心しました。
本など必要な物はない? いるものがあったら届けるけど、何か欲しいものある?
なにもないよ、と言いますが、昼夜逆転が続いているので、現在矯正中と伺っていましたので、ああ、もう眠いんだなと納得。
それではまた許可が下りたら会いに来るからね、そう告げて病室から出ました。
場所を変え、看護士さんから父の日々の様子の聞き取りです。
細かくチェック項目がある聞取票に添って、確認していきます。
私は動画を撮りつつ、黙って聞いておりました。
包括病棟の看護士さんたち

腕の骨については問題ないが、車椅子に移動したりする時に自分の力だけで立ち上がったり、車椅子の乗り降りは自分で体を支える力は筋力が衰えているので難しい。
トイレまでの歩行は歩行器に掴まることは出来るかが、移動は片道が限界。
車椅子も介助が必要なので、操作して移動をすることは無理。
日中は座って過ごす車椅子も、背もたれにもたれることなく座れない。
入浴も自分で体を洗うことは難しいため、入浴は椅子に座わらせて全介助。
入浴後は自分で髪を乾かすことは出来ないが、電気シェーバーで髭を剃ることと、歯磨きは出来るが洗面台利用は無理。
食事は自分で食べることは出来る。
介護されることを嫌がったり拒否はない。
大声を出したりすることはないが、たまにブツブツとなにか呟いていることはあるが、廊下を移動しているスタッフへの関心を引きたいのかもしれない。
トイレについては、今はかなりの頻度で失敗が多く、パンツタイプにセットした尿とりパッドで過ごしている。
今後も大量の尿パッドの交換が必要だと聞かされました。
前回届けた紙オムツ、リハビリパンツ、尿とりパッド(20.05.18分) ←他にも箱で搬入(笑)
前回届けた大量の紙オムツ、紙パンツ、尿とりパッドは使いきり、病院から借りている分まであるそうです。
必要な数量を確認しお尻拭きの補充も含め、この面談日に追加分を届けました。
山のような大人の衛生用品、まるで搬入業者のようです。
日数があればドラックストアで箱の取り寄せをすれば移動も楽なのですが、急に病院に行く日が決まるとバラ買いになるので数はあっても元箱がない。
カートで移動しダンボールとガムテープで仮止めして運びますが、基本的に紙製品の衛生用品は重いです。
この積み下ろしだけで筋肉痛。
この日の面談は、約1時間強でした。
最後に聞きたいことがあれば確認されたらどうですか?と促され、いくつか質問させて頂きました。
父は以前から腕時計に酷く執着していて、手術直後の覚醒から腕時計を腕に戻して欲しいと嘆願し嵌めていたくらいでした。
今日会った時に腕に嵌めていなかったので、時計の執着はどうしたのでしょうか?と質問すると、特別な執着は見受けられないとの回答が。
置時計を用意して、いつも見られる所に置いているからかも知れません。
整形外科の病棟では、せん妄で電話を架けたいと駄々をこね、看護士さんが電話の相手をしてあげてくださいと電話を架けて来た事もありました。
今はそのようなせん妄はないが、昼夜逆転の矯正をするように日中は眠らないように声をかけたりしているとのこと。
特別養護老人ホーム以上に手厚くケアして頂いている事がわかり安心しましたが、むしろ申し訳ない思いの方が大きかったです。
介護保険の区分変更の審査には1ヶ月程度は架かると聞き、父の退院を言われている日には間に合わないでしょうが、介護認定3が4に変わると、特別養護老人ホームの順番待ちポイントが上ります。
実際に車椅子の生活も視野に入れて、昨年入った施設は切って、入院中という現実で再度申込をしました。
父には申し訳ないのですが、本当にそろそろ開放して欲しいです。
これ以上、我侭な母親に振り回されて、自分の時間すら取れないほど電話を架けてきたり、実際にはボケているのに高圧的な態度で喧嘩を吹っかけて来たりと、もうメンタルが持ちません。 ウンザリなんです。il||li ヽ○| ̄|_ il||l

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